2024/10/04
みかん山は今 2024.10.01
みかん山は今、摘果作業の仕上げです。
摘果作業は、初期には裾枝や、木の懐などの陽の光が当たりにくい場所に着果した
幼果を間引いていきます。中期には、腰元付近の場所に密集して着いた実や、逆成り
果(枝の伸びる方向と逆方向に付いた実)を間引きます。そして最後に、木全体で適度
な着果数になるように仕上げていきます。今はその仕上げ摘果の時期です。このように
して、7月末頃から10月初旬頃まで3段階に分けてすべての畑を周ります。
この仕上げ摘果の時に、日焼け果を落としていきます。日焼け果とは、木の天枝
付近に着果した実で、最近の夏の暑さで文字通り日焼けしてしまい、水分が干され
辛くなってしまった実の事です。
日焼け果↓
このように黄色くそして中身はパサパサになってます。
8月頃の強い太陽でこのように焼けてしまう果実があります。最近は特に多くなりました。これを早くから落としてしまうとまたその下の実が焼けてしまい、日焼け果を増やしてしまう事になるから、最後の仕上げ摘果の予期まで置いておきます。
いよいよ摘果作業も終わり、これからは収穫に向けての準備です。